ASDO概要

 [ 情報交流委員会 ]   2012/02/13 修正削除

 一般社団法人「東京構造設計事務所協会」概要について、10周年記念パンフレットより、会長挨拶を抜粋しご紹介致します。なお、画像をクリックすると、パンフレットをご覧頂けます。

ASDO10周年記念パンフレット抜粋

一般社団法人「東京構造設計事務所協会(ASDO)」の歩み

 東京構造設計事務所協会(ASDO)の前身は1989年にJSCA内で設立された少人数事務所問題研究会です。構造専業の事務所としての問題の議論をする場として諸先輩が始め10年が経過し、その後、多くの問題に対応しようということで、独立した組織として今の東京構造設計事務所協会(ASDO)が設立されさらに10年が経ちました。
 構造設計事務所は建築物の安全性の確保に為に多くの建築分野に係わり建築構造の専門分野において技術的及び工学的な判断を行う重要な立場にあります。その構造設計事務所の健全な経営地盤を確立し、災害から人命と財産を守るため、豊富な専門知識と優れた技術力・的確な判断をもって、建築主や社会に貢献することが必要であると考え、それをASDOの設立趣旨としています。
 ASDOは構造専業事務所経営者の集まりであることと同時に構造技術者の集まりです。月1回開催される役員会では会員事務所の今抱えている諸問題を全会員の問題として議論してきました。特に2007年6月20日施行の建築基準法の対応、摘判制度が始まった頃の混乱に関する対応、事務所により異なる諸問題を自分の問題として真摯に討論してきました。それにより、多くの成果が出たと実感しています。また、この法改正で構造設計者が全面に出ることになりました。これは責任と権利が明確になることを示しており、構造事務所の今後に期待できると考えています。
 ASDOは任意団体として活動してきましたが、社会的信用度を高めるため、一般社団法人「東京構造設計事務所協会」として8月4日に東京都へ登記完了いたしました。行政や他団体に対して法人格を持つ団体として位置づけられることで、責任と権利を全うするために構造設計事務所にとって良い環境が作られ、会員の今後の活動に十分貢献できるものだと考えています。
 また、NPO法人日本建築構造設計事務所協会連合会(FASA)は、ASDOを始めとする全国の構造設計事務所協会により構成される組織です。その初代理事長は、ASDO3代目会長榊原氏が務め設立にご尽力いただきました。難題に直面することも多々ありましたが十分に活躍され、この全国組織を纏めてこられました。榊原前会長の行動力と人望がなければなし得るものではありません。その業績に感謝するものであります。今後も、構造設計事務所のより良い環境作りのためにASDOは今後もFASAの運営に積極的に協力していきます。
 一方、地震防災推進会議は住宅及び特定建築物の耐震化率の目標を2015年までに90%にすると提言しています。それにより建築基準法や建築物の耐震改修促進法の改正が行われ、耐震診断・耐震改修が今現在も活発に行われていますが、今後においても増加するものと思われます。これらの業務は会員である構造専業事務所が行政や他団体に対して積極的に関与すべきもので、この活動が法人ASDOの設立趣旨の一つである「社会に貢献する」ことにつながり構造設計事務所としての責務だと考えます。
 最後に、歴代会長が築かれた組織を今まで以上に盛りたてることが私の使命と考え活動して行く所存です。今後において更に多くの課題が出てくると思われますが、それらを前向きにとらえ将来に生かすよう会員の皆さんと共に、夢のあるASDOを築いていきたいと思っています。

                        ASDO10周年記念パンフレット会長挨拶 より

 ◇公告事項については以下をご参照ください。
 ◇一般社団法人東京構造設計事務所協会定款(PDF)
 ◇2013年度会計収支決算報告書(PDF).pdf