Q&A掲示板

Q&Aコーナー

 [ ASDOレビュー委員会 ]   2012/09/18 修正削除

ASDO レビュー委員会 質疑事項 2012年4月17日PM17:30

1、相談内容
  鉄筋コンクリート壁式構造において下図のように壁心と基礎梁心がずれている場合
  に問題は無いか。

鉄筋コンクリート壁式構造において下図のように壁心と基礎梁心がずれている場合
 
 回答内容

 (1) 基本的にはもちろん偏心が有り、基礎梁か地盤での対応が考えられる。
 (2) 壁式の場合充分に剛性の大きな基礎梁を配置するし1階床やべた基礎、布基礎の
    場合が多いので線材として考えるから気になるが、問題にはならない場合が多い。
    基礎梁の剛性次第と考えます。

2、相談内容
  複合基礎の場合ラーメン構造の場合は柱心=基礎心とするが(軸力のかかる中心)
  壁式の場合1、の質問のようにずれる場合に壁心を基礎心とするべきか。

  回答(意見)
  (1) 基本的には壁心と基礎梁心、基礎心を合わせるべきだと考えるが、現場の状況
     などから無理な場合があるので偏心として扱う場合が多い。

3、相談内容
  鉄骨造のベースプレートの検討にて短期応力度をF/1.3x1.5という学会基準に従っ
  たら確認機関から短期F値を超えているので告示違反だと言われました。学会基準は
  使えないのでしょうか。

  回答(意見)
  (1) 令90条 鋼材の許容応力度 
     構造用鋼材 圧縮・引張・曲げ=F/1.5 せん断=F/(1.5√3) 
     法律(施行令)には記載は無い。
  (2) (鋼構造設計指針による規定)
     鋼材の許容応力度 
    許容引張応力度 : ft=F/1.5 
    許容せん断応力度 : fs=Fs/1.5  Fs=F/√3 
    許容圧縮応力度 : 別記 
    許容曲げ応力度 
    対称・非対称軸を有する : 8900/(Lbh/Af) 
    鋼管・箱型・L・開断面弱軸 : F/1.5 
    ベアリングプレート等面外応力 : F/1.3 
    曲げを受けるピン : F/1.1 
    許容支圧応力度 : fp1=F/1.1 
    この、ベアリングプレート等の面外応力の事である。
    過去の実績と、実験結果から充分な余裕があり学会基準にあるのであるから見直
    しをすべきとの意見もある。

4、相談内容
  鉄筋コンクリート構造でX方向は純ラーメン構造、Y方向は連層耐震壁構造で15階建て
  の建物で右端の壁が階段室で短くなっています。
  7回以上で偏心率がNGとなり、1階ではせん断破壊で止まりますが、右端の壁は曲げ破壊
  を示しています。上階にはまだ余裕があり破壊はしていません。
  この場合に、Qun分布の保有水平耐力の検討を行っても問題は無いでしょうか。
 
  回答(意見)
  現状では全体崩壊系ではないので、1階が崩壊しない状態で計算を進めてみる必要がある、
  それにつれて右端の壁の破壊状況の確認は必要ではないでしょうか。
  仮に全階のDsを0.55として検討をしても右端の壁の崩壊形が浮き上がりなどだった場合に
  引き抜き時の時点が保有水平耐力とする必要があると言う考えも生じます。
  それらを考慮すると、上階での偏心率がNGであるとしてQun分布が適正と言えなくなるよう
  に考えます。
  審査機関との事前協議をキチンと固める事。 

5、相談内容
  構造図のデーター提出を生データーで求められました。皆さんはどうしていますか。
  
  回答(意見)
  (1) 要求されれば出す。
  (2) PDF以外は出さない。
  (3) DXFをかけて文字化けなどをするようにしておく。
  (4) 念書を入れる。
  (5) 契約書の記載事項として頃区として残す。
  (6) 著作権の問題があることを話しておく。
  (7) データーの責任に関して話し合う必要がある。

  色々な意見が出ましたが、改竄や、勝手な修正、鉄骨工場ファブでの勝手な施工図等へ
  の転用に関しての処理と対策をきちんとしておく必要があるということでした。 
  

                                      以上